
中野区の土地は住宅地やビジネスや商業に利用されていると、
説明しましたが、ここでは、中野ブロードウェイをご紹介します。
1966年に中野駅北口開発の一環として、中野サンモール商店街に続くショッピングコンプレックス(商業住宅複合施設)として開業しました。
地下3階、地上10階建ての建物。地下1階から地上4階までは商業施設、
5階以上は住宅施設になっています。
住宅施設である「中野ブロードウェイマンション」には1960~70年代にかけ、
「ザ・タイガース」時代の沢田研二や作家の青島幸男など著名人が多く住み、
屋上プール、屋上庭園、住人専用エレベーター、ゴルフ練習場など、
様々なものを兼ね備えた高級マンションです。
開業当時は、中野駅周辺で最も高い高層マンションであったことから、
入居希望者が多い中古マンションです。
その利便性から、築40年以上経った現在でも入居需要は高く、物件価格、
賃貸料ともに高くなっています。住居数はおよそ220戸あります。
商業施設名は「中野ブロードウェイセンター」。
地下1階と地上1階は、食料品や日常生活雑貨を中心とする商店街があります。
地下1階には、駐車場、商店街、スーパーマーケットの西友が入店しています。
地上2階から4階は、漫画、アイドル、アニメ、おもちゃ、音楽、
レンタルショーケース、サブカルチャーといったマニア向けやオタク向けの店舗が、
およそ半数以上入店する商業店舗街で、日々多くのマニアたちが世界中から訪れます。
入居店の一例として、漫画古本などのマニア・おたく向け商品店の「まんだらけ」、
高級オーディオ・ビジュアル機器専門店の「フジヤエービック」、
大型書店の「明屋書店」、自費出版専門店の「タコシェ」などが入店しています。
このため「魔の巣窟」「オタクビル」の異名を持っています。
マニア向け専門店のほかに、美容院、輸入雑貨店、ネイルサロン、
寝具店、洋服店、飲食店、ペットショップなども入店しており、
女性客の利用も多く、世代を問わず多くの買い物客、観光客で賑わっています。
地上4階は眼科、歯科、内科、調剤薬局、耳鼻咽喉科などが入店する
クリニックモールとして計画されていましたが、現在はクリニックの他に、
店舗事務所、商業店舗、会計事務所、店舗倉庫、法律事務所なども入っています。
店舗数は300 店以上ともいわれるが日々変動しており、
店舗間での競争も激化しています。
このようにちょっと築年数の古い中古マンションでも、十分に利便性を追求したビルが、
中野区には存在しています。